【新唐人2013年10月19日付ニュース】中国のネット有名人で風刺漫画家の“変態唐辛子”さんが10月16日、突然警察に拘束されました。輿論の圧力の下、当局は24時間後に釈放しました。情報によると、拘束の原因は浙江省余姚市の水害で嬰児が餓死した情報をネット上に流したからだそうです。
16日夜11時、中国の時事政治漫画家の変態唐辛子ごと王立銘(おうりつめい)さんが、“騒動挑発の罪”で北京警察に拘束されましたが、ネットユーザーらの呼かけの下、17日釈放されました。
中国ネットユーザー 路さん
「『変態唐辛子』は時事政治漫画家で、彼が言った言葉はとても、英知に富んでいて鋭く、中共匪賊を非難し、風刺しています。皆が力を合わせて、この情報を広く伝えなかったら、『変態唐辛子』は今頃 骨灰になっていたかもしれません」
王さんは13日、浙江省余姚市の水害で餓死した嬰児がいるとミニブログ(微博)に書き込みました。この書き込みは後に当局によって削除されたものの、多くのネットユーザーによって大量に転載されました。14日昼、余姚市宣伝部は公式ミニブログ(微博)で餓死者が出たことを否認しました。
中国ネットユーザー 路さん
「彼は余姚市の今回の水害情報を転載しました。人災による水害で、4〜5日間食べる物もなく、赤ちゃんが餓死してもおかしくないのです。余姚市を全部開放して、第三者のメディアを入れて、この事が事実かどうか確認を取ればいいのです。なぜ人を捕まえるのですか?本当に腹が立ちます」
1973年生まれの王立銘さんは、中国社会の数々の問題や現象を風刺漫画の形で取り上げ、ネット上でその名を馳せています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/10/18/atext986612.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)